中國國民黨の馬英九元主席と臺灣の若者らが20日、黒竜江省ハルビン市にある侵華日軍第731部隊罪証陳列館を見學しました。この陳列館は、舊日本軍の731部隊が戦時中に行った細菌戦や人體実験などの犯罪行為を記録し展示しています。展示內容には、日本軍の細菌を用いた軍事戦略、特別移送、証拠隠滅と逃亡などの歴史寫真、多數(shù)の証拠物、大量の犯罪証拠の実物と口述史料が含まれています。
インタビューに応じた馬英九氏は、「臺灣には、731部隊が犯したこのような殘虐行為の歴史を目にした人はほとんどいない。臺灣の歴史學界は大陸の友人たちと協(xié)力し、まだ明らかにされていない歴史的事実を一つ一つ掘り起こし、次世代が當時の出來事をより深く理解できるようにすべきだ。この歴史は非常に重要であり、決して無視してはならない」と述べました。
馬英九氏に同行した臺灣の若者たちは見學後、731部隊の殘虐行為に悲しみと憤りを示し、「この共通の歴史的記憶について、海峽両岸の間に區(qū)別はない」とコメントしました。(TONG)
「中國國際放送局日本語版」2024年12月22日