ファンが罵聲を浴びせたくなる気持は分からないではないが、3000年の歴史のある國の人間として、少しは度量があってもいいのではないだろうか。海千山千、百戦錬磨の強豪のひしめく三大ボールゲームのこと、冷靜に監督選び、トレーニング法の検討にじっくり取り組むよう勵ましてあげるべきだと思う。
ちなみに、日本のサッカーも、ポスト岡田監督時代に入ったらしい。すでにイタリア人の監督を招くことになった。とにかく、一歩一歩と著実にやっていく以外にないのではないか。この點では、スペイン、オランダ、ドイツ、南米のチームを研究することも大いに必要だが、予選が戦われる地域の動きも、少しは知っておく必要があろう。
さらに、北京オリンピックの金メダル51、総數1位は、すばらしい成果だが、今後は「追われる立場」になったことも、念頭に置く必要があろう。1位もよいことだが、精神的重荷となってはならない。平常心を保つべきである。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月6日