交通渋滯は世界の大都市を悩ませ続けている難題だ。16日付のロシア紙Utreniaia gazetaによると、英國の自動車情報サイトがこのほど発表した世界の交通渋滯都市ランキングで、北京がブラジルのサンパウロに次いで2位となった。人民日報系の國際情報紙「環球時報」が伝えた。
首位のサンパウロは2008年に265キロという過去最長の渋滯を記録した。2位の北京も昨年、100キロに及ぶ渋滯を記録している。3位はベルギーの首都ブリュッセルで2年連続の上位入りとなった。ブリュッセルで車を運転する人は昨年1年間で平均65時間を渋滯中の車で過ごした。4位はパリで、パリに住む住民も年間70時間を渋滯中の車で過ごしている。5位はポーランド?ワルシャワ、6位はメキシコ、7位はロサンゼルス。8位はモスクワで、6-7キロの渋滯、時速10キロでの走行が日常茶飯事となっている。9位はロンドンで、年間54時間を渋滯中の車で過ごす。10位はインドの首都デリー。
「人民網日本語版」2011年6月21日