著工から4カ月で、上海の、ほかとは異なるディズニーの「夢」が、アウトラインから細部に至るまでだんだんとはっきりしてきた。11日付「國際金融報」が伝えた。
10日、ウォルト?ディズニー?パークス?アンド?リゾーツのトーマス?スタッグス(Thomas O. Staggs) 會長は上海浦東のオフィスで、「國際金融報」を含む少數のメディアの取材を受けるとともに、ディズニーランドに関する最新の進展狀況と具體的な詳細を初めて公表した。
スタッグス氏の紹介によれば、4カ月の間に多くの仕事が急ピッチで進められており、中國側の申迪公司が擔當する土地整備の作業が大々的に進んでいるため、ウォルト?ディズニー?イマジニアリング(WDI)の主導で設計した「藍天(青空)設計開発プラン」も既に最終段階に入った。
具體的な詳細面では、スタッグス氏は、中國ディズニーランド特有の設計要素を明らかにした。まず、ディズニーランドの象徴的建物であるお城は世界のディズニーランドの中で最大、最高、最もインタラクティブなもので、しかも他のディズニーランドのお城が1人のプリンセスの名前で命名されているのとは異なり、上海ディズニーのお城の名は「奇幻童話城堡(マジカルな童話のお城)」で、全てのディズニープリンセスがここに集まる。お城の工事は來年著手される。
注目すべきは、スタッグス氏がさらにわざわざ「上海モデル」を挙げている點だ。いわゆる「上海モデル」の最大の特色は、中國側が管理會社への資本參加を通して、今後上海ディズニーのテーマ?パークと付帯施設の投資、建設、運用管理に共同參加することで、これはディズニーの海外テーマ?パーク?プロジェクトの運用管理方式の先例を切り開いた。
これについて、スタッグス氏はさらに多くの詳細を公表した。「ディズニーと申迪公司は2社の合弁會社を設立する。1社はリゾートエリアの運営業務を擔當し、ディズニーが多數の株式を占める。リゾートエリアの事業主體たるもう1社は、リゾートエリアとパーク全體の所有、投資者で、申迪公司が多數の株式を占める」という。スタッグス氏は、こうした合弁モデルは上海ディズニー特有のもので、利益は合弁の雙方が共有する、これは雙方の協力の前提でもあると述べた。ただ、具體的な利益配分プランについては、まだ公表できないとした。
(新華網日本語=中國通信社) 2011年8月14日