6日、朝鮮の指導者である金正恩氏は朝鮮の指導者たちとともに新設された牡丹峰楽団を鑑賞した時、ミッキーマウスやくまのプーさんなどディズニーのキャラクターが登場した。しかも、金正恩氏は演奏終了後の講話で初めて公的に「開放の可能性」を示唆し、朝鮮にも微妙な変化が現れたと韓國メディアの強い注目を集めている。
報道によると、金正恩氏は今回の公演を行った牡丹峰楽団を再編し、朝鮮の蕓術に「巨大な変化」をもたらそうと考えているという。
これまで米國や西歐のマンガアニメは朝鮮の敵が作り出したものだったが、金正恩氏が公式に米國のキャラクターを観賞したことは大きな変化といえる。しかも、この日の舞臺の照明や衣裝もこれまでよりずっとファッショナブルだった。
韓國紙?世界日報によると、中國から輸入した子供用パジャマや文具にプリントされているディズニーのキャラクターを見て、「ミッキーマウス」などは朝鮮の子供に人気がある。
何年前に、朝鮮の阿里郎マスゲームにでもかつて「パンダ」のキャラクターが登場したことがあるが、指導者が観賞する演目に米國のキャラクターが登場したのは初めのことである。
報道によると、金正恩氏はこの日の演技終了後、「私たちは、朝鮮民族固有の偉大な業績を創造する同時に、大膽に國外から良いものを導入し、自分のものとして発展していかなければならない」と語ったという。
これに対して、韓國メディアはこれが金正恩氏が初めて公的に「開放の可能性」を暗示したと考えている。
しかし、韓國政府関係者によると、金正恩氏が外部に朝鮮の変化の可能性を見せるのは、國際社會の援助を受けるためであると見られている。
ソウル大學平和統一研究院の研究員によると、金正恩氏のスイス留學経験は看過できないもので、留學時の先進國の経済に対する関心が殘っており、引き続き朝鮮の改革開放を行うだろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年7月9日