アメリカ:見知らぬ人に対するバリアがない
では、早くから社會変化が進むアメリカの社會信頼度はどうか。アメリカ在住の中國人留學生、苑璐さんは、アメリカ人は見知らぬ人に対するバリアがないようだと言う。
アメリカ人は見知らぬ人に対して基本的にとても友好的だと苑さんは言う。電話を借りたり、道を聞いたり、小銭を借りたりなどは、どれも問題ない。彼女は、今まで壁を感じたことがないと言う。
とはいえ、アメリカの社會問題は深刻だ。例えば、拳銃による事件がアメリカ社會を極度に緊張させている。しかも事件の多くが隣近所で発生しているのだ。これはアメリカ人の隣人関係に影響を與えているのではないか。彼女の解説によると、アメリカ人は隣人を名前で呼びかけるが、付き合いはそれほど多くないと言う。実はアメリカはエリア分けを重視している。學校や學生は、エリアによって白人と黒人に分かれている。あるエリアに住む人々は似たような社會階層で、比較的安定した仕事に就いている。このような人々が住むマンションでは、たとえ1日中留守にしていても基本的にカギを掛ける必要がない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月24日