外交部の姜瑜報道官は10日の定例會見で、國連気候変動枠組み條約第15回締約國會議(COP15)に関する質問に、次のように答えた。
國連気候変動枠組み條約の規(guī)定により、先進國は全ての発展途上國に対して気候変動の緩和と適応のための資金を提供する義務がある。資金問題はCOP15の成否を決める鍵の1つだ。発展途上國への資金提供は、先進國にとって逃れられぬ法的義務だ。中國は、先進國が資金問題における発展途上國の合理的な要求や提案に積極的に応え、政治的誠意を本當に示し、的確な行動を講じ、自らの義務を履行することを望む。責任を逃れようとしたり、転嫁しようとするのではなくだ。
COP15は先進國の義務履行の承諾?指標?行動を形にしなければならない。これはCOP15の成功の最も重要な目安だ。発展途上國は、COP15の目標は國連気候変動枠組み條約と京都議定書の全面的?効果的?持続的な実施の一層の強化であり、この面で一致した結果を出す必要があり、かつ、これはバリ?ロードマップに明確に定められており、國際社會の共通認識でもある、との認識を共有している。京都議定書は國際社會の気候変動対策にとって重要な法的文書であり、放棄すべきではない。最終段階において、中國は関係各國が協(xié)力を強化し、政治的意思と誠意を十分に示し、各國共に受け入れ可能な結果を出すべく積極的に努力することを望む。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年12月11日 |