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大慶油田「新時期鋼鉄掘削隊」で掘削機のコントローラーを操る溫総理 |
厳冬の松嫩平原は近年まれに見る寒さに見舞われている。日中の最高気溫は零下20度以下と、まさに天地も凍りつき、水も滴るそばから氷になる寒さだ。
溫家寶総理(中共中央政治局常務委員)は1日から2日にかけて、黒竜江省の大慶市とチチハル市を訪問し、厳寒の中を押して油田、企業、住宅地、農家にまで足を運び、無數の幹部?大衆を親切に見舞い、中共中央と國務院を代表して、新年の挨拶を伝えた。
溫総理は常に資源型都市のモデル移行に関心を寄せている。近年大慶市はこの面で試みを行い、アウトソーシング産業を力強く発展させた。溫総理は1日午後、100社以上の集まる大慶アウトソーシング産業パークを訪れ、華拓數碼科技公司と納奇網絡開発公司の従業員を慰労した。溫総理は「大慶は2つの大きな課題を抱えている。1つは、資源開発?利用の潛在力をいかにして十分に掘り起こすか、もう1つは、ハイテク、農産物加工、アウトソーシング、文化?クリエイティブ産業など、後続産業の育成だ。資源はいずれ枯渇するが、人の知力はいつまでも枯渇しない。新世代の大慶市民は先代の滅私奉公、粘り強く努力する精神を発揚し、この精神をイノベーションや知力の発揮に用いなければならない。大慶の未來は光り輝いている」と述べた。
溫総理は民生改善に強い関心を寄せている。大慶でも東城領秀安居小區に入居した段貴林さん、姜暁強さん両家を訪れ、寢室からキッチンまで各部屋を細かく見學した。石油産業労働者の住環境の改善を確認した溫総理は非常に喜び「住宅と社會保障は労働者にとっていずれも大きな事だ。これらの問題が解決されて初めて、労働者は後々の心配がなくなる。世界金融危機対策では、民生の問題をもっと重視しなければならない。私はこの事をより重く見ている。民生問題は住宅や社會保障だけではない。従業員の収入を増やし続けることも必要だ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年1月4日
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大慶市黎明団地のシルバールームでお年寄りたちと雑談する溫総理 |
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大慶油田「新時期鋼鉄掘削隊」のプレハブで隊員たちと晝食を共にする溫総理 |
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大慶市黎明団地のコミュニティ活動センターで入居者と卓球をする溫総理 |
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チチハル二機床(集団)有限責任公司で第一線の労働者を慰労する溫総理 |
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