朝鮮の「労働新聞」は9日に発表した社説で、朝鮮の最高指導者である金正日(キム?ジョンイル)氏のこのほどの中國訪問が成功したことを祝い、「朝鮮は、両國の友情をさらに発展させ、各分野における交流と協力を強化していくために努力していく」としている。
社説は「金正日氏の訪中は、両黨と両國の指導者の間の友情増進に重要な意義がある。同時に、朝鮮と中國の友情の強靭な生命力を示した。朝鮮と中國は、朝鮮半島の平和、安定と繁栄が両國、及び北東アジア諸國の共同利益に符合していると見ており、6カ國協議で達成した共同聲明に基づいて朝鮮半島の非核化を実現していくことで意見が一致した。今回の訪問は朝鮮半島、北東アジア地域、及び世界の平和と安定のために多大なる貢獻をした」としている。
なお、金正日氏は3日から7日にかけて中國に対して非公式訪問を行った。
?中國國際放送局 日本語部?より2010年5月10日