北京の一部のアナリストは3日、中米日3カ國の対話、あるいは會談を通じて釣魚島問題を解決するという米國が近く出した提案は、問題の解決に不利なだけでなく、問題をより複雑化させる可能性が高いと指摘した。
外交部の報道官も2日、中米日3カ國の対話、あるいは會談を主催し、中日雙方が一連の問題について意見交換を行うというヒラリー?クリントン米國務長官の提案は、米國だけの考えに過ぎないと表明。これは、中國が米國の提案を拒否したことを示している。
クリントン米國務長官はこのほど、ハノイで東アジアサミットに出席した際、米國は中米日3カ國の対話、あるいは會談を主催し、中日雙方の一連の問題に関する意見交換を促したいとの意思を中國側に示した。
中國人民大學國際関係學院の時殷教授は、?中國外交部の発言は、米國の提案に対する明らかな拒否である。この件はここで終止符が打たれた。米國の提案は、主権國の間の領土爭いは、當事國同士が対処すべきで、第三國は介入すべきでないという常識に反したものだ?と語った。