21世紀に突入してから、日本の軍事化は益々エスカレートし、「テロとの戦い」の名のもとに自衛(wèi)隊の國外活動の制限を突き破った。防衛(wèi)庁は防衛(wèi)省へと昇格し、新たな「防衛(wèi)計畫大綱」が発表され、いわゆる「平和憲法」はじわじわと浸食されていった。このような動きの裏では虎視眈々と人々を焚き付け、油を注いでいる黒幕が居る。彼らこそ、日本の政界では知らない人は居ない「新?防衛(wèi)派」である。『世界新聞報』が伝えた。
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「少壯派」右翼の集まり
「新?防衛(wèi)派」またの名を「新?國防派」、彼らは政界の「少壯派」の中でも國防関連の政策に積極的に加擔している政治家のことである。「國防派」が注目を浴びるには、日本において國防問題と言うのは比較的デリケートな問題である。そして、どの國にも共通することだが、國防と言うのは國家安全の生命線であるだけでなく、一國の経済をも左右し得る、あらゆる方面に多大な影響を及ぼすものなのである。
従來の「國防派」は基本的には、防衛(wèi)分野の仕事経験者や従軍経験者、そして自民黨の政務調(diào)査會?國防部會の會員と3種類議員で構(gòu)成されている。「新國防派」は新世紀を向かえて以降、世界情勢が大きく変化し、ネオコンが歐米諸國で盛り上がりを見せたその勢いに便乗して臺頭してきた右派の議員である。
國防転換の黒幕
「新國防派」の代表格は、安倍晉三元首相(56歳)、前原誠司外相(48歳)、石破茂元防衛(wèi)大臣(53歳)などの政界の著名人が挙げられる。舊「國防派」と比べると、彼らはより過激で極端だ。血眼になって「専守防衛(wèi)」からの脫卻を推し進め、「非核三原則」さえも覆す勢いである。「防衛(wèi)計畫大綱」の改定の背後で糸を引いていたのは彼らである。
実のところ、わずかな手がかりからは、「防衛(wèi)計畫大綱」と「新國防派」の繋がりは見えてこない。実際の改定に攜わったのは、首相の諮問機関である「新たな時代の安全保障と防衛(wèi)力に関する懇談會」だ。懇談會の11名のメンバーのなかには、「新國防派」と深い結(jié)びつきのある者が居る。例えば、海上自衛(wèi)隊の元総合幕僚長である斉藤隆氏や前原誠司外相の恩師である京都大學の中西寛教授などである。他にも、各政黨の防衛(wèi)政策検討小委員會や現(xiàn)役の自衛(wèi)隊や軍事産業(yè)界の権力者が改定に関わっている。