日本で11日、マグニチュード9.0の大地震が発生した。震災後、いまだに被災者は食べる物や著る物に事欠いている。こうした日本の救援活動の効率の悪さに、「日本の國力とアンバランスなほど物資が不足している」と臺灣の「中國時報」が疑問を発した。
日本の東北地方で大地震と大津波発生からすでに5日が経ったが、被災地で目にする救援活動は散漫で、効率が悪い上、物資不足で被災者はお腹を空かせている。日本の國力とあまりに差がありすぎる光景だ。
仙臺國際空港とその周辺では自衛隊の車両や隊員を見かけるが、そこからほど近い被災地、名取市ではそうした車両や救援隊すらみかけない。津波の後の世紀末の光景が映畫のセットのようにずっとそこに橫たわっている。
さらに考えられないことに物資がかなり不足している。被災地はおろか、被災地に近い街でもガソリンや食料、水が欠如している。
問題は、津波の被災地は500~600キロメートル続いているが、なかなか奧まで入って行けないことだ。一般的には2、3キロ進めればいいほうだ。その代わりに主要道路は寸斷していないため、ガソリンや水、食料などの救援物資を被災地やその周辺地域まで運ぶのはそれほど困難ではないはずだ。