風(fēng)評被害の殺傷力は強(qiáng)大で、更なる一波の目に見えない情報の津波となって湧き上がり、社會に集団パニックを引起こした。まず、原発の放射性物質(zhì)漏洩の危険に関する分析や報道が過熱し、飲料水や日用品、米などが買いだめのより品切れになり、更には、大勢の日本人が関西へと避難し、関東地方は人々が去って閑散としてしまった。また、25カ國もの各國大使館の臨時移転が混亂の波を更に助長させた。次いで、多くの外國人が家族や知人の呼びかけや勧めを受けて、ひいては脅かされて、きっぱりと日本での生活や學(xué)業(yè)、仕事、事業(yè)までもを中斷し、慌てて帰國した。
その次には、被災(zāi)地付近で基準(zhǔn)値を超えた放射性物質(zhì)が検出され、人々が飲料水や食品の安全性に大きな不安を抱いた。被災(zāi)地4県は「一刀両斷」方式で出荷を禁止し、放射線レベルが正常な多くの農(nóng)産物や野菜も巻き添えとなって一律に廃棄され、重大な損失だけでなく、人為的な市場パニックをも生じた。このような諸々の風(fēng)評被害は枚挙に暇がなく、震災(zāi)復(fù)興のプロセスにおける障害となっている。
3月11日の大震災(zāi)後、地震や津波、特に放射能汚染に関する噂は日本國內(nèi)に蔓延しただけでなく、周辺國家や全世界をも覆い盡くした。災(zāi)害の影響が重なり合い、拡大を続ける現(xiàn)実に直面し、日本の政府、自治體、そして國民は、何らかの対策を講じなければならない。何故なら、事実と真相だけがデマとパニックを打ち砕き、震災(zāi)復(fù)興への道を開くことができるのである。
まず、日本政府と東京電力が、國內(nèi)の動揺を抑えることである。政府は迅速性、正確性、公開性をもって関連情報を発表し、更に、主要で有効的なルートを通じて情報を伝達(dá)し、真相を世界に知らせなければならない。同時に、政府が積極的な姿勢で、危険のコントロール度合いを明らかにすることも必要である。
次に、日本で生活や仕事をする一人一人が正確な知識を持ち、自己中心的な精神を抑え、その上で理性的に判斷することが必要である。正確な知識と安定した精神が大災(zāi)害に立ち向かう有効な手段であり、震災(zāi)後の迅速な復(fù)興の基本前提でもある。
風(fēng)評被害の克服では、一人一人が自分にできることから始めてこそ、社會を動かし、最小コストで震災(zāi)後の再建と復(fù)興に踏み出すことができるのである。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年4月10日