完工に近い中國初の空母?ワリヤーグ?
ニューヨーク?カーネギー財団のホームページが26日、「The Chinese are coming! (中國人が來た!)」と題する文章を伝えた。以下、掲載文の抜粋。(作者:ニューヨーク?カーネギー財団 ダグラス?パール副理事長)
1996年、ロシアの潛水艦が米ニューイングランドの小さな町の淺瀬に乗り上げた冷戦を背景にした喜劇が公開された。この見応えのある映畫は、あの時代、舊ソ連の軍事目的に含まれているヒステリーをうまく捉えている。その作品の名は、「アメリカ上陸作戦(原題は、The Russians are coming, the Russians are coming」。一度は見る価値がある。
現(xiàn)在、その中國版の、映畫ではなく、ヒステリーに準(zhǔn)備する必要がある。中國は本國初の空母を投入し、17世紀(jì)に臺灣を征服した將軍の名前から、「施瑯」と命名した。この空母のそれまでの名前は「ワリャーグ」で、舊ソ連が建造し始め、その後、ウクライナが建造に攜わった。中國は1998年、2000萬ドルでこの未完成の空母を購入した。
米國やアジア各國の海軍高官は同空母を、北京がいかに配備するかを?qū)Wんだところで、さほど脅威にはならないと考えている。中國がさらに5つの戦闘群を獲得するのに資金を浪費(fèi)し、他の脅威のある裝備に資金が回らなくなればいいと冗談を言う人も中にはいる。とはいえ、今年は中國が空母に注ぐ努力に注目が集まるだろう。
米太平洋軍を統(tǒng)率するウィラード司令官はこのほど、同空母の影響は「象徴的」なものでしかないが、太平洋の盟友から提供された情報からすると、同地域の認(rèn)識に大きな変化が起きるとみていると話した。