資料寫真:日本の艦隊
昨年の釣魚島問題は目的のある戦略的行動と見られている。その政治的意味は釣魚島の海洋資源と権益闘爭だけでなく、日本の海域に進入した中國人を日本の法律に従って逮捕したことにある。
共同通信は、今年1月の時點でロシア、韓國、中國と領(lǐng)有権を爭う北方領(lǐng)土、竹島(韓國名?獨島)、釣魚島に日本人520人が本籍地を移したと伝えた。そうした角度から日本がなぜ東アジア一體化を唱えると同時に、自衛(wèi)隊の防衛(wèi)の重心をこれらの島嶼に移転したか改めて理解することができる。これは自民黨或いは民主黨の政策が転換したわけではなく、日本の今後100年の國家戦略を代表するものだ。
◆ASEAN諸國、海洋競爭で先手を
巨大な海洋利益を前に、多くのアセアン諸國も「海洋立國」の方針を固め、新たな海洋競爭で先手を取ろうとしている。「領(lǐng)海基線」の確定などで先手を取り、島嶼支配の既成事実をつくるほか、南中國海戦略で地位を固めることで大國間をとりもって大きな利益を得るのがねらいだ。
中國にとって、南中國海は島嶼の領(lǐng)有権だけでなく、國家の安全保障の要害を意味する。アセアン諸國は南中國海問題を通じて中國のけん制を図る米國の戦略的考えを利用し、できる限りこの問題を複雑にしようとしている。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年6月20日