劉為民報道官
外交部の劉為民報道官は21日の定例會見で、一連の東アジア首脳會議と南中國海問題に関する質問に次のように答えた。
一連の東アジア首脳會議で南中國海問題が焦點となることを一部の國は懸念していたが、會議前に多くのASEAN諸國はこの問題の複雑性と敏感性を認識し、具體的な政治?安全保障問題の議論は避けるべきとの考えを表明した。今回の一連の東アジア首脳會議は全體として団結?協(xié)力?発展をテーマに繰り広げられ、実務的な成果を上げた。ASEANプラス1、ASEANプラス3、中日韓首脳會議、および東アジアサミットで、各國は各分野の協(xié)力について十分に話し合い、広範な共通認識にいたった。
(南中國海問題について)東アジアサミットは南中國海問題を議論するのに適切な場ではない。南中國海問題における中國の立場は明確かつ一貫したものだ。南中國海係爭は直接関係する主権國間の友好的協(xié)議によって解決すべきだ。外部勢力の介入、あるいはこの問題を多國間の場に持ち込んで議論することは、逆に問題を複雑化させ、解決にマイナスだ。多くのASEAN諸國もこれに賛同している。各國は地域の平和?安定維持の大局に立ち、相互信頼を強化し、協(xié)力を促進する事をしてほしい。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年11月22日