東アジアで今後10年の間に大きな戦爭はあり得るか？―おそらくないだろう。海洋利益をめぐる軍事摩擦は発生するか？―その可能性はある。これは東アジアの政治情勢に関する2つの基本回答とみることができるだろう。環(huán)球時報が伝えた。

東アジアではどうして大戦が起きる可能性が低いのか？その根本的理由は、東アジアで総合力が最も高い中國が戦爭をしたくないからだ。中國は東アジアの様々な変化の推進者であり、世界で最も勢いのある國でもある。現(xiàn)在東アジアの多くの問題や懸念はいずれも中國を取り巻いて発生しているが、中國の「平和的発展」の願いは心からのもので、中國は戦爭という手段を使って発展の道を切り開くつもりはない。

中國さえ戦爭する気がないなら、東アジア內(nèi)部で大戦は起き得ない。東アジアのほかの國は戦爭で中國を屈服させる條件を備えていない。東アジア戦爭の本當(dāng)の危険は中米関係が悪化した時で、ここは2つの大國が國の命運をかけて戦う格闘の場となる。こうした狀況を中國は同じように望んでいない。米國もそんな決意はなかなかできないだろう。中國に自ら戦略的衝突をしかけて直面するリスクは、中國と協(xié)力して失敗するリスクより遙かに高いからだ。

中國の戦略的抑制と平和的発展への信頼は、當(dāng)時の日本と比較すれば明らかだ。日本の発展は侵略と拡張をともない、「大東亜共栄圏」の推進は完全に強盜式であり、最後には米國を攻撃するに至った。中國が一部の國と対立しているのは事実だが、中國の処理の仕方は國の軍事力を借りない。

中國の発展は東アジアにとって相対的にプラスで、「中國脅威論」だけが東アジアの中國に対する感情ではない。彼らの対中感情は複雑で、「中國脅威論」は長年一部の國が外交上、中國に譲歩させる道具として使ってきた。

関連ニュース

• 「東アジアの近現(xiàn)代史」中日韓が共同編集　一部學(xué)校で試用
• 中國の急成長で東アジアの國際的地位が向上
• 東アジアサミットの勝者とは？
• 外交部：ロ米の東アジアサミット參加を歓迎
• 溫家寶総理が東アジアサミット出席
• 米露が東アジアサミットに初參加 主導(dǎo)権を握りたい米國
• 日本が?東アジア海洋フォーラム?新設(shè)を提唱　専門家:完全に突飛な考え
• 大連で北東アジア平和?発展フォーラム
• 日本が?東アジア自由貿(mào)易圏?支持　なぜ立場を変えたのか
• 中國、東アジア最大の企業(yè)債券市場に