華春瑩報道官
外交部(外務省)の定例記者會見で11日、華春瑩報道官が日本の東日本大震災二周年追悼式での臺灣に関する問題について質問に答えた。
記者:日本政府は11日、東日本大震災二周年追悼式を行った。外國や地域の代表が招かれ、「臺北駐日経済文化代表処」の獻花も手配された。中國側は日本側のこの扱いに不満を表明したとのことだが、コメントは。
2011年に東日本大震災が発生すると、中國政府と中國人民は日本國民への慰問と支持を表し、中國の臺灣地區も日本國民に援助を行った。日本側は今年の追悼式で臺灣側代表を外交使節団や國際機関の代表と一緒に扱った。これは中日共同聲明の原則と精神、および臺灣問題における日本側の約束に違反する。中國側は日本側に斷固たる反対の姿勢を表明した。われわれはすでに日本側に厳正な申し入れを行い、日本側の全ての行いに強烈な不満と抗議を表明した。
重ねて表明するが、「2つの中國」や「1つの中國、1つの臺灣」を作り出そうとする企てには、それがいかなる國、いかなる形であれ中國は斷固反対だ。こうした企てが思い通りになることは斷じて不可能だ。われわれは日本側に対して、誤りを正し、約束を誠実に守るよう促す。
「人民網日本語版」2013年3月12日