(2)パキスタン訪問について
宋氏は「パキスタンは中國にとって重要な隣國であり、外的環境の変化に左右されない戦略的協力パートナーだ。國交樹立から62年、両國関係は時代と國際環境の激変による試練を何度も経験して、社會制度の異なる國家間の善隣友好と互恵協力の模範となった。李総理が初の外遊でパキスタンを選んだことは、中國の新政権がパキスタンとの関係の発展を強く重視していることを物語っており、両國の伝統的友好の強化と両國の戦略協力の深化にとって重要な意義を持つ。また、パキスタンの総選挙後すぐに今回の訪問が行なわれることは、両國間の強い相互信頼と特殊な友情を存分に示している」と述べた。
また「訪問中、李総理はザルダリ大統領、コーソ首相との會談、議會、政黨、軍指導者との會見、両國関係についての演説、友好人士との懇談、パキスタン社會各界との幅広い接觸を予定している。雙方は一連の協力協定に署名する」と説明した。
蔣氏は「パキスタンは南アジア諸國で最初に中國の市場経済地位を認定し、中國と自由貿易協定(FTA)を締結した國だ。中國にとってパキスタンは南アジアで第2の貿易相手國、最大の投資先、海外の主要な建設請負市場だ。インフラ整備、エネルギー、水利、農業、鉱産物、通信分野での両國の協力はたゆまず進み、経済貿易協力五年発展計畫事業は順調に進展している。李総理の訪問中、雙方は政府間経済貿易協定への署名を予定している」と述べた。