ロシア軍事関連サイトは5月16日、「中國が空母の道で直面する問題」と題する記事を掲載した。內(nèi)容の一部は下記の通り。
全體的に見て、數(shù)隻の空母を建造することにより中國海軍の作戦の潛在力を引き上げ、中國の地域のリーダーとしての地位を固めることが可能だ。しかし中國は地域內(nèi)で、次の主な問題に直面している。
中國海軍は1隻の作戦能力を持たない空母しか保有しておらず、また艦載機の數(shù)が不足している。中國海軍が空母「遼寧艦」により、今後の新型空母の設(shè)計?建造に必要な経験を蓄積しようとするならば、それは非常に長い道のりを歩むことになるだろう。最も理想的な條件下でも、遼寧艦に十分な數(shù)の艦載機が配備されるのは、2016年にずれ込むだろう。それまでに、中國海軍は2?3年の時間をかけて、同空母の長所と短所を分析しなければならない。
中國の空母が今後活動する地域は、太平洋全體とインド洋に及ぶと見られる。中國はこの手段により、同地域の競爭相手(特に米國とインド)に政治的圧力をかけるだろう。中米印3カ國の軍事力の発展すう勢を見ると、中國海軍の太平洋南部における実力は、2020年に米海軍に次ぐものに成長するだろう。
太平洋北部の水域で、中國の空母は海上自衛(wèi)隊が対応を迫られる最大の脅威になるだろう。空母攻撃艦隊を形成すれば、中國海軍は必要な時に日本國內(nèi)のすべての目標に攻撃を仕掛けられるようになる。紛れもなく、空母は中日関係に影響を與える重要な要素になるだろう。空母艦隊は、中國がこの頑固でひとりよがりな隣人に圧力をかける、もうひとつの手段になる。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2013年5月21日