第12回シャングリラ會合(アジア安全保障會議)の開催期間、各國の軍高官は最新の武器および科學技術(shù)について交流した。軍需産業(yè)の重鎮(zhèn)と國防の高官が最も多く議論した話題は、「無人機の未來」だ。消息筋は環(huán)球時報の記者に対して、「現(xiàn)在は約70カ國が無人機を秘密裏に開発している」と語った。
同會議に出席した多くの軍事専門家は、環(huán)球時報に対して「無人機の発展は伝統(tǒng)的で高額の大型軍用機のペースを上回るが、すぐに戦闘機に代わることはない」という、類似した観點を示した。専門家らは、「未來の軍事戦術(shù)の変化は、無人機と有人機の共同作戦であり、相互に補完し支援する」としている。この長期的なすう勢があるため、70カ國が最新鋭の無人戦闘機に資金を投じ、秘密裏に研究を進め、未來の戦爭の客観的な需要を満たそうとしている。
同會議の開催期間、匿名の武器専門家は環(huán)球時報に対して、「無人機?ネット安全システム?特殊部隊の三位一體は、未來の戦爭の方向性になる」と指摘した。1日午後、約30人の各國の専門家が、無人機を巡る非公開の會議に出席した。消息筋は、「無人機の発展と倫理?道徳は敏感な話題であり、各國の専門家は異なる観點と意見を持っている。議題は、有人機による第三國への越境偵察は國際法に違反する行為であり、無人機の行動についても法整備を行うべきかという內(nèi)容に集中した。アフガニスタン戦爭からリビアやマリの戦場に到るまで、無人機が実際に作戦に投入されており、その効果が高まっている」と指摘した。西側(cè)諸國は現(xiàn)在、無人機による40時間の低空飛行を?qū)g現(xiàn)し、正確な偵察?打撃を?qū)g行できる。米軍は將來的に、割安で命の危険が少ない無人戦闘機の、軍事作戦への投入を拡大していくだろう。
日本の防衛(wèi)副大臣は、武器(ハード)を買いたがり情報(ソフト)を買おうとしない発展途上國の考え方は、自國の武器能力を低下させると主張した。これはどれほど先進的な無人機でも、最終的には人によりコントロールされるからだ。無人機の操縦士は畫面から強い刺激を受け、攻撃後の血なまぐさい光景を直接目にするため、心身の健康を損ねる恐れがある。歐州の防衛(wèi)専門家は、ドイツも先進的な無人戦闘機を発展させているが、全體的に保守的な態(tài)度だと語った。フランスも無人機を保有しているが、無人戦闘機を大々的に発展させた結(jié)果、歐州空軍の食い扶持が「空のロボット」に奪われることを懸念している。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2013年6月3日