海外メディアの報道によると、中國の某大型海洋石油開発企業が、東中國海に位置する7つのガス田を新たに開発中だと報じた。そのうち2つのガス田は、日本が主張する「中間線」付近の海域に位置するという。菅義偉官房長官は18日の記者會見で、「仮に中國側が一方的に開発するということであれば、我が國としては認められない」と述べた。「環球日報」が伝えた。
実に小癪な口ぶりだ。我々は中國側に、今回必ずこの7月のガス田を開発するよう呼びかけ、「認められない」と稱する日本が中國に何が出來るかを見てみようではないか。
東中國海のいわゆる「中間線」は日本の一方的な主張であり、中國はこれを認めたことがない。中國は大陸棚の自然な延長の原則を貫いてきた。しかし仮に日本側の「中間線」に従ったとしても、中國がこれまで調査?開発しているすべてのガス田はその西側、中日の間で係爭の存在しない海域にある。日本が「中間線」の西側でガス田を開発する中國を阻止しようとする動きは、少しも理にかなっておらず、わざわざ恥を曬している。
中國はこれまで日本人の感情に配慮し、東中國海の大陸棚に位置するガス田開発を毅然とした態度で進めておらず、進捗がはかばかしくなかったと言わざるを得ない。日本はその世論の開放性を利用し、中國の東中國海に対する政策を批判する多くの聲を発し、中國側の戦略をかき亂し、我々の「共同開発」の主張も利用した。我々は係爭の存在する海域での資源の共同開発を求めているが、日本はあろうことかこの「共同開発」を、中國側の係爭の存在しない海域まで延長したのだ。
日本の主張は世界的に支持を得ることは決してなく、日本國內の有頂天になった輩がこの対立で、中國に勝利できると考えるだけだ。中日のさまざまな衝突において、最も世界に日本の非合理的な面を見せつけているのは、東中國海の開発の爭いだ。中國は戦略的勇気と決心を見せ、新たなガス田開発の毅然たる行動により日本に思い知らせ、中國を再認識させるべきだ。