米誌『ナショナル?インタレスト』ウェブ版は3月3日、米國の「新型スーパー兵器」を紹介した。しかし、この「秘密兵器」は米國の多くの敵に使用されたことがある地下トンネルにすぎない。
記事によると、第二次世界大戦中の硫黃島の戦いで、日本は「戦術(shù)トンネル」を使用したことがある。ベトナム戦爭中にも武裝グループ「イスラム國」が米國をはじめとする國際連盟との作戦で使用した。
米國防高等研究計畫局(DARPA)のプロジェクト公示によると、「隠れた破壊者」という名のこの「戦術(shù)トンネル」プランは、戦術(shù)トンネルネットワークの迅速な構(gòu)築の実行可能性の証明を目的としている。同プロジェクトを打ち出したのは、米國に技術(shù)構(gòu)築の知識が欠乏しているためではなく、戦場でのトンネル建設(shè)の専門知識が不足しているためである。
DARPAは、「國防省軍事職業(yè)専門(MOS)に攻撃目的の戦術(shù)トンネルは含まれておらず、戦術(shù)トンネルの建設(shè)または開発に使用できる技術(shù)や設(shè)備もない」と説明した。米軍のトンネル作業(yè)は主にボーリングと地上ナビゲーション標(biāo)識に頼り、「隠れた破壊者」プロジェクトはより先進(jìn)的なトンネル掘削方法を模索するというもの。「戦術(shù)トンネル」ネットワークは作戦を安全に進(jìn)めるための後方支援をサポートする。例を挙げると、行動前の物資の配備、部隊(duì)がある地區(qū)を越える際の物資の持続的提供などである。トンネルの迅速な掘削能力の構(gòu)築は弾薬の急速補(bǔ)給や救援任務(wù)などの緊急行動の実施に役立つ。
記事は、「戦術(shù)トンネル」には米軍部隊(duì)が前線作戦基地で脆弱な補(bǔ)給線を斷たれた際にメリットがあり、地下部隊(duì)も利用できると説明した。面白いのは、DARPAはこのトンネルを一種の補(bǔ)給手段とし、米軍が地下作戦に完全移行する兆しはない點(diǎn)である。しかし、DARPAは救援任務(wù)でもトンネルを使用できると「何気なく」稱しており、緊急時に米軍がトンネルを通って逃げられることを意味する。
また、米軍はこのようなトンネル技術(shù)を「人による障害の埋設(shè)」の回避に役立てたいと考える。これらの障害は地下に埋め込むトンネル破壊用の簡易爆発裝置などを含む。『ナショナル?インタレスト』は、トンネル掘削は役立つかもしれないが危険であり、このような「戦術(shù)トンネル」は高いが手際の悪い道具で、米軍が地下に入る必要があるということは地上の作戦が非常に危険な狀態(tài)であることを意味すると論じた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2019年3月6日