自稱「中國通」のロジャーズ氏は自分が中國に友好的だとし、「世界で最も投資のチャンスが多く、絶好のチャンスがあるのは人民元だ」と述べた。また、「人民元をドルに替えてはならない。もし替えたいのであれば、私が替えてあげるよ」と冗談を飛ばした。
中國の株式の動向に関して、ロジャーズ氏はこれまで一度も中國の株を手放したことがないと明かし、「これまで購入してきた株はすべて口座にある。そのすべては娘に殘しておくつもりだ」と述べた。ロジャーズ氏は、中國の株式市場は歴史的な原因でA株、B株、H株など様々に分かれているが、株式市場の発展にともない、最終的には1種類の株権になるとした。現在の安い株と高い株は今後同じ価格になるといい、「その時なれば、娘たちはたくさんのお金を手に入れることになる」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月28日