雲南省華僑事務弁公室の張新明副主任は2日、第9回ASEAN華商投資西南プロジェクト説明會(ASEAN華商會)及びアジア太平洋華商フォーラムが6月4日から6日にかけて昆明で行われることを明らかにした。今回の華商會では、日本の環境保護技術を展示する「日本環境保護館」が初めて設置されることとなり、注目を集めている。中國新聞社が伝えた。
張副主任は「日本在住の中國系企業経営者(華商)は、震災後にもかかわらず積極的に出展することを明らかにしている。彼らは中國西南地區の環境保護産業市場を有望視しており、これを受けて今回は初めて日本環境保護館を設立した」と述べる。日本からは環境保護関連の大學、研究機関、企業など6組織の代表11人が大會に參加し、西南地區の企業と共に環境保護型のグリーン経済などについて討論する。
張副主任はまた、「中國西南地區では、環境保護分野のハイテク人材と技術が不足している。一方の日本はこの方面で中國をリードしている。日本在住の華商が進んだ技術と理念を西南地區にもたらし、西南地區と協力することで、日本の経済発展に広大な市場を提供することとなり、日本経済の復興にも役立つだろう」との見方を示す。