鉄道部の王勇平報道官は7日、「北京と上海を結ぶ高速鉄道は日本の新幹線のパクリだ」という報道を否定、中國の高速鉄道はすでに多くの技術で日本の新幹線より優れていると胸を張った。さらに、國際法規と國際貿易のルールにのっとり、日本にも技術支援することができると表明した。新京報が伝えた。
キーワード:パクリ
▽日本のメディアは「ずうずうしい」
「北京-上海高速鉄道の開業を、日本のメディア関係者の多くが客観的かつ公平に評価?報道しているが、それでもまだ多くの日本のメディアが事実にそぐわない、迷惑な報道をしている。われわれはそれを受け入れられない」と王氏は指摘。
産経新聞は同高速鉄道を「パクリ新幹線」と報道。これについて、王氏は「ずうずうしい」と応答、中國の高速鉄道はすでに多くの技術で日本の新幹線より優れていると胸を張った。
また、「新幹線と同高速鉄道は、速度にしても、快適性にしても、ライン上の技術、ライン下の技術にしてもその差は歴然としている」と話した。
キーワード:提訴
▽「強烈な反応は自信のなさ」
朝日新聞が5日伝えたところによると、日本の新幹線技術を開発した川崎重工の大橋忠晴會長は、同社が當時、中國に新幹線の技術を移転した際の契約には、「技術は中國國內の使用に限る」ということが明確に規定されていたと説明。その一方で、「(中國側が特許申請する)內容が分からないので、今は対応のしようがない。日本から提供した技術に抵觸する狀態にあれば、提訴しなくてはならない」と述べ、法的措置も視野に入れて検討する考えを明らかにした。
日本の新幹線を運営するJR東日本の清野智社長も5日、中國が國際特許を申請することについて「重大な関心がある」と述べ、今後の動きを観察する考えを示した。
王氏は、中國の高速鉄道が何の特許を申請するかもはっきりしていないのに、強烈な反応を示している。これほど敏感で弱気なのは自信のない証拠だ。提訴に関しては、相手の都合にまかせる」ととりあわなかった。
▽「特許申請の権利は放棄しない」