常套手段4:「宣伝していない」ことで虛偽の宣伝を取り繕う
最近、多くの食品企業がしばしば「ごまかす」というやり方を取る。食品は消費者が考えるほどしっかりと作られているものではなく、多くの企業は宣伝をあいまいにすることによって、製造方法を明らかにすることを避ける。さきにケンタッキーの豆乳が豆乳粉末から作られていることが明らかになったが、ケンタッキー側は「(豆乳粉末から作られていないと)宣伝したことはない」として、虛偽の宣伝を取り繕っている。
常套手段5:消費者の不満を無視
多くの消費者にとって多國籍企業は高品質、大手ブランドを意味している。中國市場ではとりわけ多國籍企業とは大手ブランドそのものだ。プロクター?アンド?ギャンブル(P&G)はこのほど、うがい剤「オーラルB」を回収したが、厳格な期間制限を設けただけでなく、顧客に預金口座などの情報提供を求め、提供できない場合は売り場カウンターでの直接返品に応じないとした。このため消費者の間で返品プロセスが複雑すぎるとの聲が上がったが、消費者の不満に対し、同社はいかなる回答も出さず、いかなる改善措置もうち出していない。
「人民網日本語版」2011年8月30日