米紙「ニューヨークタイムズ」に先日、米國財務省の前顧問Steven Rattner氏が執(zhí)筆した「Will China Stumble? Don’t Bet on It(中國はつまずくだろうか?そうは思わない方がいい)」という題目の記事が掲載されている。以下に概要を紹介する。
先だって訪中した私は、中國が今後も世界経済を牽引する最も大きな存在であり続ける、という楽観的な見通しが間違っていなかったことを痛感した。先進諸國で景気が低迷する中、中國の2011年度の國內(nèi)総生産は8.5%増、來年は9.2%増を見込んでいる。いずれも目を見張るばかりの成長ぶりである。
中國は活気に満ちており、繁栄を続けている。経済的にも気力や自信に充ち溢れている。上海郊外にある上海通用汽車有限公司(上海GM)を視察した際、ビュイックブランドの自動車が途切れることなく生産されていた。しかも、そこの生産ラインのレベルは、米ミシガン州にある生産工場となんら変わりなかった。