中國共産黨第18回全國代表大會の報告において、2020年までに「國內総生産(GDP)と都市部?農村部住民の1人當たりの所得を2010年の2倍にする」ことが提起された。世界通貨基金(IMF)が発表したデータによると、2011年の中國の一人當たりのGDPは5414米ドル(世界第89位)である。これはつまり、中國の経済?社會発展が重要な転換期を迎えており、正に今、中所得國の仲間入りを果たそうとしていることを示している。14日付中國証券報が伝えた。
歴史上の経験から、各國が抱える事情に大きな違いはあるものの、経済の成長構造の転換點と一人當たりのGDPの水準は概ね一致しており、高所得國へと成長する段階において、経済発展には以下で述べるように、多くの共通した特徴が見られる。
一、経済の発展モデルの新たな動き。過去の経験と國際的な研究によって、一人當たりのGDPが4000米ドルに達した段階で、その國?地域の発展は重要な分岐點を迎えることがわかっている。1960、70年代、歐米の先進國とラテンアメリカ諸國、東アジア諸國は、ほぼ同じ時期に一人當たりGDPが4000米ドルを超えた。この「分岐點」を無事に乗り越えた日本、韓國、歐米の先進國は、産業構造の調整に盡力し、輸出志向型工業化戦略を実施したことで、労働集約型から技術集約型への転換を果たし、10年以上続く経済の高度成長を維持することに成功した。一方、ほぼ同じスタートラインに立っていたラテンアメリカの國々は、一人當たりのGDPが3000米ドルに達した段階で、急激な発展によって累積した矛盾が集中的に爆発し、體制とシステムの改善は限界に達し、いわゆる「中所得國の罠」に陥り、経済が停滯してしまった。
十八大報告提出,確保到2020年實現國內生產總值和城鄉居民人均收入比2010年翻一番。根據國際貨幣基金組織(IMF)公布的數據,2011年中國人均GDP達到5414美元(居世界第89位),這意味著我國經濟社會發展進入了一個重要轉折時期,中國正邁向中等收入國家行列。
歷史經驗表明,雖然國與國之間存在較大的差異,但經濟增長結構轉換點與人均GDP水平存在基本的一致性,在向高收入國家或地區行列邁進時,經濟發展有許多顯著的共性特征。
首先,經濟發展模式出現新動向。歷史經驗和國際研究表明,人均GDP達到4000美元往往會成為一個國家或地區發展的分水嶺。上世紀六七十年代,歐美發達國家與拉美、東亞國家在相近的時期實現了人均GDP4000美元的突破,日本、韓國和歐美發達國家成功跨越這道“分水嶺”,大力調整產業結構,實施出口替代戰略,實現了勞動密集型向技術密集型轉變,經濟普遍保持了十年以上的高速增長。而處于大致相同起跑線上的拉美國家,到人均GDP3000美元附近的發展階段時,快速發展中積聚的矛盾集中爆發,自身體制與機制更新進入臨界區,陷入所謂“中等收入陷阱”階段。