人民元対米ドルレート基準値は13日、6営業日連続で上昇し、最新レートが1ドル=6.2891元と、前営業日から29ベーシスポイント上昇し、半年以來の高値を示した。人民元の対米ドル現物為替相場は11営業日連続で1日の許容変動幅(1%)の上限に達し、人民元為替レート改革以來の最高値を更新した。
12日にも人民元対米ドルレート基準値は1ドル=6.2920元と、前営業日から92ベーシスポイント上昇、人民元の対米ドル現物為替相場が10営業日連続で1日の許容変動幅の上限に達し、半年ぶりの高値を示した。人民元対米ドルレート基準値が半年ぶりの高値を示したことを受け、銀行間取引での人民元対米ドル現物為替相場は12日、取引開始後に初めて1ドル=6.23元臺を突破した。為替相場システムは最高価格を1ドル=6.2291元と設定していたため、ストップ高となった。人民元対米ドル現物為替相場は、10月30日から10営業日連続でストップ高となった。
JPモルガン証券の朱海濱?チーフ中國エコノミストは、「年內に人民元相場が上昇する余地は余り殘されていないが、下落する余地にも限りがある。このほど元高が進行しているが、これは米國の量的緩和第3弾および歐州の景気刺激策により、資金の流動性が高まったためだ。また國內経済も過去2カ月で好転し、全體的にハードランディングのリスクが低下した。他にも、國內の第3四半期の貿易黒字により、外國為替市場に変化が生じた」と指摘した。
朱氏は、「人民元対米ドル為替相場は年內に安定を維持し、來年は1-2%上昇する余地があり、來年年末には1ドル=6.2元の水準に達するだろう」と予想した。
今天人民幣對美元匯率中間價連續第六個交易日上漲,最新報6.2891,再度刷新半年最高,較前一交易日上漲29個基點。即期匯率連續11個交易日觸及交易區間上限,再創匯改以來新高。
昨天人民幣對美元中間價報6.2920,較前一交易日大幅上漲92個基點,這已是人民幣即期匯價近期連續第十個交易日達到交易區間上限,創半年來新高。在人民幣對美元匯率中間價創下6個月新高的帶動下,昨天銀行間市場人民幣對美元即期匯價早盤首次升破6.23整數關口,詢價系統最高價顯示為6.2291,觸及漲停價位,這是10月30日以來,人民幣對美元即期匯率連續第10個交易日觸及“漲停”。
摩根大通首席中國經濟師朱海濱表示,年內人民幣升值空間不大,但貶值的空間也有限。他分析,人民幣近期明顯升值,是由于美國第三輪量化寬松措施及歐洲刺激措施推出,增加資金流動性;其次內地經濟近兩個月好轉,整體硬著陸風險降低;再者內地第三季貿易順差,令外匯市場出現變化。
他預期年內人民幣兌美元匯率將保持穩定,預計明年將有1%至2%的升幅空間,至明年年底將達到6.2的水平。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月14日