中國商務部、國家能源局(エネルギー局)、上海市人民政府が支援し、中國商務部外貿(海外貿易)発展局が主催する「第6回中國國際石油貿易大會」が23日、上海市で開かれる。中國商務部、國家能源局、上海市人民政府の指導者、世界的に有名な石油企業、貿易?水運企業、金融?コンサルティング業者、學術研究機関の責任者が出席する。
第6回大會は「改革?革新?チャンス――一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブを背景とする國際油ガス貿易協力」をテーマとし、國內外のマクロ経済分析を立腳點とし、世界油ガス市場の発展の現狀?特徴?チャンス、各地域の貿易協力のすう勢、それが中國と世界の油ガス市場にもたらすチャンスと課題を紹介する。
中國経済の高度成長に伴い、中國の石油見掛け消費量と原油輸入量が増加を続け、いずれも世界一となっている。中國商務部外貿発展局の孫成海局長は、次のように説明した。
國內外の石油企業間の協力をさらに促進し、國際石油貿易のすう勢と特徴について交流するため、2012年に上海で第1回石油貿易大會が開催されてから、今年ですでに6回目の開催となる。例年と異なり、本大會は內容と形式の革新を通じ、業界向けにハイエンドプラットフォームを構築する。一帯一路イニシアチブを背景とする國際油ガス貿易の発展方向を把握し、油ガス大勢改革を背景とする貿易発展戦略と貿易新構造の調整において新たな発展チャンスを発掘する。國內外の油ガス関連業界の企業による対話?交流?協力をさらに促進する」と説明した。
內容の革新について、過去の主要議題を継承し、世界原油市場及び中國石油貿易の現狀?チャンス?すう勢について議論する。さらに第6回大會は「改革?革新?チャンス――一帯一路イニシアチブを背景とする國際油ガス貿易協力」というテーマをめぐり、一帯一路イニシアチブが世界と中國の油ガス協力及び貿易の発展に及ぼす影響について重點的に議論する。議題を掘り下げるため、さらに一帯一路イニシアチブを背景とする地域油ガス市場の協力チャンスなどの関連議題を設けた。東南アジア、中央アジア、中東の石油企業の代表者、水運分野?革新技術分野の代表者、地政學専門家を議論に招き、議題の価値を十分に掘り起こし、議論の権威性を高める。
本大會の開催により、世界最大の石油輸入國、世界2位の石油消費國である中國の市場の発言権を強め、中國の世界?地域ガバナンスにおける重要な力を強化する。さらに一帯一路沿線國の関連産業の協力?ウィンウィンを模索する、新たな國際意思疎通?交流の場を提供する。5年間の模索と蓄積により、大會のグローバル化が毎年進み、業界における影響力とプラットフォーム効果が顕在化している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月12日