第2回中國國際輸入博覧會テクノロジーライフ展示エリアにて、世界トップ500社、家具?雑貨大手のイケアの展示ブースが特に目立っていた。イケアの輸入博覧會の出展は2回目で、初めて単獨で出展した。
イケアは昨年の第1回輸入博覧會で、スウェーデン?パビリオンに加わり、1枚の展示パネルで自社の製品と理念をPRするだけだった。
イケアは1年後、「快適な未來の家」をテーマとし、180平方メートルの展示ブースを作った。また「輸入博覧會グリーン発展協力パートナー」として、第2回輸入博覧會に登場した。
イケア中國區総裁兼CSOのアンナ?クリガ氏は、「グリーンな輸入博覧會」という理念は、同社の持続可能な発展戦略「人類と地球に利益をもたらす」と合致するとした。「當社は輸入博覧會を通じ、中國と共により持続可能な未來を実現したい」
1枚の展示パネルから展示ブースに発展したイケアの「輸入博覧會物語」は、次の流れを反映している。つまり、輸入博覧會を中國市場の開拓を加速し、中國経済?社會と共に成長する重要なチャンスとする世界トップ500社が増えているということだ。
デルテクノロジーズは2年連続で輸入博覧會への參加を最も早く確定した世界トップ500社の一員だ。今年の展示面積は第1回を大きく上回り、展示するソリューションプランも昨年の30余から50以上に増加した。その內容には、5G及びIoT、AI、マルチクラウド戦略及びインフラストラクチャ、モバイルネットワークなどが含まれる。
デルテクノロジーズのグローバルバイスプレジデント、大中華區商用市場部総経理の石峰氏は「當社は輸入博覧會でデジタル化モデルチェンジの実力を全面的に展示し、また『中國で、中國のために』発展戦略の5年間の成果を全面的に示した」と述べた。
石氏は「當社の中國事業は、設計?研究開発?調達?生産?サプライチェーンを含む企業の全生命周期を網羅している。當社の世界の生産及び調達の多くが中國で行われている。中國の改革開放を見守り、參與し、そこから利益を手にした當社はすでに、中國の外資系地場企業になった」と話した。
第1回輸入博覧會にて、自動化制御?電子機器メーカーのオムロンによる「卓球ロボット」が注目を集めた。オムロンは今回、アップグレード版の「卓球ロボット」のほか、現代的なビニールハウス(縮小版)を輸入博覧會の會場に持ち込んだ。「未來から來たトマト」はAI及びIoT技術を利用したオムロンスマート化有機栽培ソリューションプランを示した。
オムロン(中國)有限公司の中道教顕総経理によると、中國はオムロンにとって最大の海外市場だ。オムロンは70年代に中國に進出してから、研究開発?設計?生産?販売?サービスを一體化させた全面的な経営管理體制を構築した。「當社は今後引き続き中國の製造業及び農業の高品質かつ持続可能な発展を推進し、中國のパートナーと共により美しい未來の世界を創る」
「中國で、中國のために」「中國と共に創る」第2回輸入博覧會に參加した多くの世界トップ500社は、これに類似するビジョンを示した。彼らにとって、中國が自発的に世界に向け市場を開放する重要な場である輸入博覧會は、得難い「中國のチャンス」を生み出している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年11月8日