四川省の西南交通大學(xué)は現(xiàn)在、真空狀態(tài)のパイプの中を走行する高速リニアモーターカーの開発に取り組んでいる。2、3年後に時速600-1000キロの「真空リニア」の模型を公開、10年後には実用化される見通し。中國のラジオ番組?中國之聲(VOC)「新聞縦橫」が30日伝えた。
理論的にはこの列車の最高時速は2000キロに達(dá)することも可能だ。エネルギーや騒音などの要素により、実際の運(yùn)転時速は400キロ以上は難しいと考えられていたが、さらにスピードを出すため、研究者らは真空狀態(tài)のパイプを走行するという新技術(shù)を考案。その原理は、外の空気と隔絶したパイプを建設(shè)してパイプ內(nèi)を真空にし、リニアモーターカーを運(yùn)転するというもの。
真空リニアであれば運(yùn)転中にレールシステムの摩擦がなく、空気抵抗も少ないことから、驚くべきスピードが出るのだという。この技術(shù)は2030年にも実用化される見通しで、北京と広州の2300キロメートルをわずか2時間半、さらには1時間で結(jié)ぶことになる。(編集KA)
「人民網(wǎng)日本語版」2011年1月31日