日本に長期滯在した中國の新聞?dòng)浾撙郡沥椁胜朊耖g団體「北京中日新聞事業(yè)促進(jìn)會(huì)」編集、人民日報(bào)出版社出版（編集主幹孫東民）の「釣魚島の主権帰屬について」が上梓された。北京で出版記念會(huì)も催され、読者の間で大きな反響を呼んでいる。

出版にあたり、人民日報(bào)の邵業(yè)沢元社長がしたためた「釣魚島主権帰屬」という題辭もこの本に収録されている。

唐家璇中日友好協(xié)會(huì)會(huì)長が序文をしたため、釣魚島問題について大所高所から論述している。

編集主幹の孫東民氏がこの本の內(nèi)容について述べた一文も収録されており、釣魚島問題の全貌を知る上で非常に參考になる。

この本は王泰平外交部前大使クラス総領(lǐng)事、呉學(xué)文中國中日関係史學(xué)會(huì)名譽(yù)會(huì)長、劉江永清華大學(xué)現(xiàn)代國際関係研究院副院長、湯重南中國日本史學(xué)會(huì)名譽(yù)會(huì)長らが顧問となり、駐日特派員経験者、日本に長期滯在したことのある人たちや外交部のスタッフが編集委員として名を連ねている。

第一章は中國のトップの談話や政府聲明、第二章は學(xué)者たちの論文、新聞などに掲載された論評、第三章は地図、文獻(xiàn)史料、第四章はカイロ宣言などの資料、第五章は関連資料からなる。どの章も非常に參考になるものであり、とくに第三章は一般の読者にとっても大いに役立つものである。

中日両國の相互理解を深める仕事になが年たずさわってきた人間の1人として、現(xiàn)在の両國の関係に現(xiàn)れた厳しい狀況に、憂慮せざるを得ない心境であるが、孫東民氏が述べているように、同じアジアに位置する中日両國の國民にはこの危機(jī)狀況を解決する能力があり、知恵もある、ということに同感である。

この本の上梓は、釣魚島問題について、全面的に、つっ込んで実態(tài)を知る上で大きく寄與するものと信じている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年5月2日