昨日、知人のひとりから國際結婚(中國人女性?日本人男性)での相談をうけました。今回のテーマはそれに関連して、日本人と中國人の親密な異性交流関係について、価値交換としての市場メカニズムならびに文化差異を扱ったアライアンスというミクロ的観點から考察みたいとおもいます。ひとつの學術的視點から考察するには、あまりにも難しすぎるので、かえって話のネタとして面白いテーマですね!
僕の日本人の友人らの中で國際結婚をする方も少なくないのですが、その中でも日本人男性と中國人女性の結婚というケースは多いです。以前そうした國際結婚の統計データをみたときに、「これだけ日本全國で全體數としているのであれば、僕の交流の範囲の中で國際結婚が多いというのもうなずけるな」と思ったような記憶があります。
人間関係、ましてや異性交流という非常に個人特性の影響が強く、一般化しにくいものは、最も考察が難しいものではあるのですが、こちらのコラムで「そんな見方もあるんだ~」程度に楽しんでいただければとおもいます!
さて、俗に言う「戀愛」についてですが、自由(社會的規制や、家制度的制限などを受けない、また法律內での適度な自由さ)かつ親密な男女間の交流(ここでは、世の中の大多數を占める、心と體の性が一致している個人を前提として、そうした2人の個人同士が互いに異性として交流するということを意味します。)には、特定の「親近感」が両者にとって必要という前提をおきますと、この異性間の「親近感」はどこから生まれてくるのかという疑問を感じませんでしょうか??(ちょっとテーマが壯大すぎるかな?)
かなり一般化が難しい問題ですが、そうですね、その「親近感」を規定する要素は大変多く、また個人個人で異なりますから、その細かな分析は専門である醫學、心理學などにおまかせするといたしまして、ここでは話をすすめるために、漠然と「親近感を感じる要素」としておきましょう。くだけた言い方をすれば、そこには、性格、考え方、食文化、外見、経済感覚、宗教、言語、民族、その他生活一般への感性などなどが具體的にありそうです。
僕が思うには、大きな要素大別として、感覚や経済、食事習慣、考え方などは文化から生成しているとしますと、一般的に「屬性(文化と関係性的な)」と「外見」にわかれるような気がします。これは、一國だけで考慮するところの、俗に「異性の評価基準」として多く採用される語彙であるところの「內面」と「外見」よりも広義な「內面」を規定する要素を含んでいます。