ホーム>>中日両國>>社會 |
8年で世界37カ國を自転車で旅した日本人男性 |
発信時間: 2009-09-24 | チャイナネット |
|
文=西悅 英國メディアの11日付の報道によると、群馬県前橋市出身の36歳の日本人男性、巖崎圭一さんは2001年、わずか所持金160円( 1英國ポンドに相當)で自転車旅行に出発した。旅先の路上で手品を披露し生活費や宿泊費を稼ぎながら、これまで世界37カ國、4萬5000キロを自転車で走破したという。
仕事を辭め自転車で世界各地を巡る旅に 前橋市出身の巖崎圭一さんは現在36歳。父親が経営する空調関連會社で働いていたが、8年前、人生は非常に短いのでこのままこの會社で無駄に過ごしたくはない、とふと思った。こうして2001年4月15日に自転車による日本一周の旅に出発した。出発時の所持金はわずか160円。クレジットカードや小切手も一切持たなかったので、日本國內を旅していた時は路上で手品を披露し旅費を稼いだ。 自転車で日本周遊に出発してから約1年経った頃、巖崎さんはこのような生活スタイルはとても楽しいと感じた。2002年3月、韓國行きの片道チケットを買い求め、自転車で世界各地を巡る旅に出発することにした。
8年間家に帰らず チョモランマ登頂も経験 世界周遊に出発してから8年間、巖崎さんは世界37カ國を自転車で巡り、4萬5000キロを走破。また、この間一度も家に帰らず、ほとんどの時間を自転車に乗って過ごした。韓國を発った後、8年で中國、インド、イラン、オーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、英國などの國を訪ねた。 巖崎さんはいつも自転車にミニコンロを積んで旅しているが、本格的なキャンプ裝備は用意しておらず、防水シートを1枚持っているだけ。このシートで簡単なテントを張り野宿をするという。このほかに攜帯している大切なアイテムは、ノートパソコンとカメラの2つだ。いつも旅先で電子メールを通して友人と連絡を取り合っている。 また、巖崎さんは海外でも路上で手品を披露し旅費を工面しながら自転車の旅を続けている。自転車はこの8年で2臺壊れ、2臺盜難に遭った。現在乗っている英國ラリー?ブランド製は5臺目だ。天候にも左右されるが、毎日70~100キロ走破している。 世界各地を旅する中で、幾度も手に汗握る事件に遭遇し、生命の危険にも曬された。強盜にたびたび遭い、海賊にも襲われたほか、インドでは逮捕されたこともある。アジアを旅していた2005年5月には、世界最高峰のチョモランマに登頂成功。また、ガンジス川の源流から海までの全行程1300キロを、35日間かけて小さな手漕ぎボートで下るという冒険も経験した。 |
· 富樫さん、長春から上海を自転車で走破へ 日曜中國語會で壯行會
|