2008年5月12日、四川省ブン川を震源地とする大規模地震が発生してから2年がたつ。在中國日本大使館筋によると、この2年間、日本政府および日本の関係機関は主に次のような支援活動を実施した。
震災復興視察団
李源潮中央組織部長からの要請を受け、ブン川大地震の震災復興を支援するため、日中首脳間の合意に基づく中堅幹部交流事業の一環として、日本政府および日本の関係機関は3度に亙り、住宅?都市農村建設部の副部長を団長とする震災復興視察団を受け入れた。第1団は地震発生2か月後の7月、第2団は同年12月、第3団は翌年1月に実施し、震災復興に関わる被災地および被災地支援地域の人民政府幹部(市長、県長、県委書記等)および中央関係機関の幹部を、計約200名受け入れた。
視察では、震災対応と復興に関する豊富な経験を有する兵庫県および新潟県を訪問し、復興現場の視察も行った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月13日