フランス國民戦線のルペン黨首率いる歐州の極右政黨の代表が14日、日本の靖國神社を參拝した。一行は日本による侵略の歴史を美化する「遊就館」も見學した。ルペン氏らは日本の極右団體「一水會」の招待で12日から東京に滯在し、極右政黨フォーラムに出席。東西の極右勢力が手を組む「茶番劇」を演じた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
英國の極右政黨英國國民黨のアダム?ウォーカー代表による「拝鬼」には、一層疑問の聲が上がっている。第2次世界大戦中、日本は東南アジア攻略後、英國やオランダなど歐州諸國の軍人を大勢捕虜にした。多くの英軍人が捕虜収容所で虐待され、苦しめられ、虐殺までされた。
ウォーカー氏は參拝後、APテレビジョン?ニュースの取材に、「參拝は戦死者に敬意を表するためだ。彼らは國のために命を捧げた英雄だ」と述べた。
しかし、英國內ではすぐに參拝に抗議する聲が上がった。英國の民間反ファシズム組織「サーチライト」のスポークスマンは共同通信の取材に「英國國民黨は選挙時、第2次大戦の英雄?チャーチル元首相を旗印に掲げ、英國で『最も愛國的な』政黨を自稱していたが、今や侵略や大虐殺の歴史を否認する者と並んで立っている。英國國民黨の『偽善性』が一挙に明らかになった」と述べた。
「人民網日本語版」2010年8月17日