日本の政界が1日、揺れ動いた。菅直人首相の東日本大震災の対応は不適切だとして、野黨3黨が首相退陣を求める內閣不信任決議案を提出した。その後、內閣不信任案に賛成するため、副大臣など5人が一斉に辭表を提出した。2日、菅首相は震災?原発への対応に一定のメドがついた段階で、今年秋以降に辭任する意向を表明した。
◆野黨は內閣不信任決議案提出 菅首相は秋以降の辭任表明
2日午前の民主黨代議士會で菅首相は、東日本大震災からの復舊?復興や東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束に一定のめどが立った段階で退陣する意向を表明したとNHKが伝えた。
菅內閣の不信任決議案は、2日午後の衆(zhòng)院本會議で採決される。1日夜の時點で、少なくとも民主黨議員60人が賛成票を投じる意向を示している。あと民主黨議員20人が賛成或いは會議を欠席した場合、不信任案が可決される。
可決された場合、菅首相は退陣か、衆(zhòng)議院を解散し総選挙にのぞむかの2つの選択肢を迫られる。総選挙を行ったとしても、菅氏が再び首相に就任することはない。1日の夜は菅氏にとって首相としての最後の夜となるだろう。
◆副大臣ら5人が辭表提出 內閣不信任決議案に賛成
日本新聞網(wǎng)は1日夜、日本政府の副大臣ら5人が野黨が提出した菅首相の退陣を求める內閣不信任決議案に賛成するため、內閣に殘るのはふさわしくないとして、一斉に辭表を提出したと伝えた。辭表を提出したのは副大臣3人と政務官2人。
民主黨の小沢一郎元黨首はすでに賛成を明言している。5人はいずれも小沢氏に近い議員として知られ、今回、小沢氏とともに菅首相に反旗を翻した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年6月2日