和服を選んだ後、髪飾りを買う必要がある。また晴著の著付けや化粧のための美容院と寫真館の予約も必要だ。2011年11月から12月中に、美容院に行って店員と髪型と化粧について相談する。そして翌年1月6日前には晴著を美容院に送っておかなければならない。
當日の1月9日になったら、早朝から美容院に行って、二時間近くかけて著付けや髪のセット、化粧をする。これでようやく晴著美人が誕生する。美容院から出ると、まだ夜は明けていない。家に戻る頃、家人はみな熟睡中だ。しかし晴著を著た新成人は橫になることはできない。多くが自分の攜帯で寫真を撮り、同じく成人式を迎える友達にメールを送ったり、送ってもらったりして時間をつぶす。夜が明けると寫真館に行って記念寫真を撮る。その後、自治體が主催する成人式に參加することになる。この日、美容院のスタッフは朝3時から働くという。新成人の女性たちは、早い人は3時過ぎから4時、遅い人でも6時から7時に美容院に行って化粧を始めなければならない。つまり、この日の日本の街で見られる華やかな風景は、早朝からの努力の結果なのである。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月12日