しかし、日本が南中國海をかき亂す行動を続ければ、情勢は複雑化し、問題を解決するどころか卻って中日関係に新たな「壁」を作ることになる。それによって最も影響を受けるのは自國の利益だ。日本は主権と領(lǐng)土問題において、中國から隙を與えられることはないとはっきりわかっているはずだ。
今年は中日國交正?;?0周年にあたり、理屈で言えば、両國はこれを機(jī)に互いに好意を示し、友好関係の強(qiáng)化を共同で進(jìn)めるべきである。ところが近ごろ、極右翼の政治家が釣魚島問題について大いに放言したり、「巖」を「島」だと公然と主張したり、中國政府の斷固たる反対を顧みなかったり、世界ウイグル會議第4回代表者大會を東京で開くなど、日本政府の中國國民の感情を無視した発言や行動には失望させられる。
日本政府は対中政策を長期的、大局的な視點から進(jìn)めるべきだ。非理性的な感情に動かされ、短絡(luò)的な一面を何度もさらけ出すべきではない。また、日本の國民も中日関係が崩れれば、その損害と代償を被るのは自身であり、民意を操る政治家でないことはよくわかっているはずである。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年5月28日