米日両國(guó)は近年、中國(guó)固有の領(lǐng)土である釣魚島(日本名:尖閣諸島)は、米日安全保障條約の適用対象だと重ねて強(qiáng)調(diào)している。日本メディアはこのほど、米日が釣魚島の作戦計(jì)畫を検討中だと伝えた。日本はすでに米國(guó)を引き込み、米國(guó)とグルになり、釣魚島で中國(guó)と戦う準(zhǔn)備を整えたかのようだ。中國(guó)領(lǐng)の釣魚島を侵略しようとする日本の野心が極度に膨らんでいるが、これは米日軍事同盟の戦略的なミスを招いており、極めて危険な事態(tài)に陥りつつある。
米日軍事同盟は世界の冷戦の産物である。世界構(gòu)造の変化に伴い、その位置づけと目標(biāo)は數(shù)十年間で數(shù)回の大幅調(diào)整を行った。平和?発展?協(xié)力?互恵を世界の大勢(shì)とする國(guó)際情勢(shì)下、米日軍事同盟の存在には前提條件が突きつけられている。日米は世界の平和の流れに順応し、世界平和の維持?各國(guó)との経済発展協(xié)力?繁栄促進(jìn)を國(guó)家戦略とする優(yōu)先目標(biāo)を重視しなければ、日米軍事同盟の存在を維持できない。日本が米國(guó)を引き込み、米日軍事同盟を無制限な軍拡の手段とし、軍國(guó)主義復(fù)活の道を歩み、同盟の軍事実力を過度に強(qiáng)化し、その機(jī)能と活動(dòng)を拡大するならば、世界平和の大勢(shì)に背き、必然的に米日軍事同盟の崩壊を招くだろう。これは米日軍事同盟の大きな落とし穴であり、日本の主観的な希望によって変えられることはない。
安倍政権はいわゆる中國(guó)脅威論を捏造?喧伝しようと躍起になっており、証拠が出せない狀況下、いわゆる中國(guó)軍艦による火器管制レーダー照射問題を繰り返しでっち上げている。現(xiàn)在はさらに米日が釣魚島作戦計(jì)畫を検討中だと誇張し、米國(guó)が中國(guó)と戦爭(zhēng)したがっており、それに向けて準(zhǔn)備を整えているという印象を作り出し、中米両國(guó)の友好関係を損ねようとしている。日本が米國(guó)とグルになれば何でも思いのままになり、再び中國(guó)に侵略戦爭(zhēng)を仕掛けられると考えているならば、人々が目にするのは日米共同の対中戦爭(zhēng)ではなく、米日軍事同盟の終結(jié)になるだろう。これもまた、米日軍事同盟の大きな落とし穴だ。
日本の中國(guó)に対する侵略戦爭(zhēng)が再び生じたならば、第二次世界大戦の結(jié)末を同じく、日本は敗戦國(guó)になるだろう。歴史はこのようにして、侵略者をもてあそぶことを好む。(筆者:呉祖栄?中國(guó)國(guó)際問題研究基金會(huì)研究員)
?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)? 2013年3月31日