沖縄を失うことに対する懸念が日本で広まっているのは一つに、日本が故意に中國脅威論を吹聴しているためである。また、他方では日本政府と沖縄との溝がますます広がっており、沖縄県の人々の不満も高まっている。4月29日、日本政府は沖縄県の人々の感情を無視して、主権回復(fù)記念式典を開催し、強(qiáng)い反発を買った。テレビ朝日は、沖縄県民による數(shù)萬人規(guī)模の大規(guī)模な抗議集會(huì)が行われ、「沖縄が切り捨てられた『屈辱の日』の式典」を開催する政府に抗議したと伝えている。更に『東京新聞』は、「式典當(dāng)日に安倍晉三首相が『天皇陛下萬歳』を三唱したことが沖縄県民の怒りを買い、これを機(jī)に沖縄は獨(dú)立への道を模索する可能性がある」とまで指摘している。

8日、日本の橫浜市立大學(xué)の國際関係専門家の教授は匿名で、『環(huán)球時(shí)報(bào)』に対し、「琉球の帰屬をめぐる問題に対し、歴史の知識(shí)がいくらかある日本人なら、誰でもはっきりわかっているはずだ。沖縄県民と本土の人とでは、認(rèn)識(shí)に違いがある。沖縄県を訪れた外國人観光客の多くが、なぜ沖縄は日本と雰囲気が違うと言うのか。それは、琉球（沖縄）は元々は日本ではなかったからだ」と指摘した上で、「しかし、琉球王國の存在は既に歴史の一部になっており、現(xiàn)実的な問題を直視しなくてはいけない。仮に、過去の歴史において、他國に奪われた領(lǐng)土を全て取り戻すことを望むとすれば、爭(zhēng)いが絶えることはないだろう」とも話している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年5月9日