4月下旬以來、日本の政界では「憲法改正」をめぐる強力な右翼旋風が吹き荒れている。とりわけ、中國と朝鮮の核の脅威を口実に、核武裝に関する議論が盛り上がっていることは警戒すべきである。現(xiàn)在の狀況から見ると、右翼勢力の臺頭に伴い、核武裝論はもはや日本の政治における「觸れてはいけない」問題ではなくなってきている。右翼勢力や一部の政治家は聲高に、「日本は核兵器を保有すべきである」と主張し、日本政府でさえ少しずつ一線を越えようとしている。

核兵器の設計の原理はオープンにされている。日本の核兵器を製造するために必要な核燃料と製造技術の水準はあなどれない。

核兵器の設計原理は公開されおり、核兵器を発展させる難関は主に三つ。一、核分裂或いは核融合に必要な核燃料をどのように手に入れるか。二、設計?製造における生産プロセスの問題。三、どのように運ぶか。製造大國であり科學技術先進國の日本にとっては、これらのことはいずれも取るに足らない問題である。

また、日本はコンピューターによる極めて高性能な核爆発シミュレーション技術を持っている。報道によると、日本は既に毎秒6000億回の計算速度を実現(xiàn)できる超高速コンピューターの開発に成功しており、核爆発の完璧なシミュレーションを行うことが可能だ。

以上から分かるように、日本の核製造技術は迅速な勢いで発展に向かっており、日本が將來的に核武裝に足を踏み入れないとは誰も言い切れないのだ。日本には豊富な資金と先進的な科學技術、強力な工業(yè)インフラが揃っている。情勢的に必要性が生じ、核武裝の體制を整える決定がなされれば、ごく短時間で目的を達成することができる。