日本の上田秀明外務省人権人道擔當大使がこのほど、國連の拷問禁止委員會の會合で「狼藉」を働き、公の場で他國の外交官を「シャラップ」と怒鳴りつけた。このユーチューブに投稿された動畫はアクセスが殺到し、日本の外交が批判の的になっている。これは日本國內でも「恥」とされており、上田氏の引責辭任の呼び聲が高まっている。日本のアナリストは、「外務省の一部の官僚は出身は優れているが、実際には素養が不足しており、世界的な場で恥をさらすことがある」と指摘した。AFP通信が13日に伝えた。
先月22日にジュネーブで開かれた、國連の拷問禁止委員會の動畫が問題になっている。同會議に出席したという日本の小池信一郎弁護士は自身のブログに、「モーリシャスの人権大使が日本の司法制度を批判し、容疑者が取り調べを受ける際に弁護士が同席できないことから、日本の人権保護が遅れていることが分かると発言した」と書いた。上田氏は立ち上がり、流暢でない英語で次のように反論した。「日本は中世などではない。日本はこの(人権保護の)分野では最も先進的な國だ」この反論で現場からは失笑が漏れた。上田氏は恥をかかされたと思い、「笑うな、なんで笑うんだ?黙れ!黙れ!」と怒鳴りつけた。その後失態だったと感じた上田氏は、「日本の人権制度にも欠點や不備があるが、どの國にも欠點や不備がある。日本は自國の改善に取り組んでいる」と述べた。