日本は米國がチャンスをくれると思い込んでいるが結局思惑が外れる結果に終わる。個別の米政治家の釣魚島問題における曖昧な立場は、せいぜい中國の足を止めるくらいで、中國の領有権維持への決意を揺るがすことはできないし、両國の新たな大國関係の積極的な推進、2國間、多國間における協力を阻むことはできない。中米両國の世界的問題、地域問題における共通の利益は一つの釣魚島問題で壊れるものでも、一部の政治家とのコネや武器配備で覆るものでもない。しかも太平洋戦爭で米國は數十萬人が犠牲となった。この血の教訓と心に深く刻まれた歴史を米國は忘れないだろう。常識を否定し、歴史を歪曲する日本の右傾的行動は米國も全部お見通しで、心に刻んでいる。そのため米國は日本に中國を牽制するカードを許しても、日本の強大化にじっとしているはずはなく、歴史の悲劇が繰り返されることもない。
より重要なのは、中國が領有権を守る揺るぎない意志と十分な実力を備え、中國の領有権を侵犯する行為を日本に取らせないことだ。ここで日本に告げておきたいのは、釣魚島問題での強硬路線と冒険政策は行き詰るということだ。武力による威嚇でうまい汁を吸おうなどもってのほかだ。日本が「弱肉強食のルール」で問題を解決できると思うなら、中國人は最後までそれにつき合うしかない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月27日