中華全國新聞工作者協會が10日北京で開催した第4回「三中全會解読座談會」で、文化部の蔡武部長が「文化體制改革の深化」をテーマに、國內外の記者や各國の在中國大使館の外交官と交流し、彼らの質問に答えた。
日本の共同通信社の記者が中日交流を阻んでいる問題について質問したところ、蔡氏は「文化関係は中日関係の中でも非常に重要な部分といえる。我々は両國の文化交流のために良い環境をつくるべきだが、日本の政界の右傾化、特に安倍晉三首相の靖國神社參拝という誤った行動が雙方の文化交流に消極的な影響を與えるのは避けて通れない」と述べた。
「面倒を起こした側がそれを解決する」。蔡氏は、「現在の局面は中國側が招いたものではなく、日本の右翼政治家が招いたものだ。だから彼らが過ちを改めなければならない。そうすることで正常な交流回復のための良い環境がつくられる。正しい歴史観を貫く人たちの努力によって最終的に両國國民が新たな土臺の上に、両國の友好交流を回復すると私も期待している」と語った。
その他の文化的な話題についても、蔡氏は會場の國內外の記者や外交官と交流を行った。今回の座談會の司會は、同協會書記処の祝壽臣書記が務めた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年1月11日