三潴 正道">
麗澤大學(xué)特任教授 三潴 正道
話は料理のメニューに
「中華料理のメニューって本當(dāng)にわかりにくいわ」
「そうでもないよ。材料、切り方、調(diào)理方法、調(diào)味料などが分かりやすく書いてある」
「材料で思い出したけど、この間行ったお店に“下水湯”って書いてあったの!」
「あー、美味しいよね」
「“湯”がスープだってことはわかるけど、“下水”を誰が飲むの?」
「ははっ、“下水”はブタなんかの內(nèi)臓の事だよ」
「えっ、そうなの!じゃあ、もつ鍋みたいなものね」
「広東に行くと“竜虎”って書いてある。何の事だかわかる?」
「それ知ってる!ヘビとネコでしょ」
「その通り。広東人は何でも食べるからね」
「イヌの肉も食べるんでしょ?」
「地方色があるよ。日本人がクジラにこだわるように、食文化として考えるかだ」
「メニューで調(diào)理方法が分かるの?」
「そう、蒸したりあぶったり煮たり……?!氨恪堡盲皮铯耄俊?/span>
「爆発的香り?」
「ネギ、ショウガ、ニンニク、花胡椒などと熱い油でいい香りを出すんだ」
「あっ、お肉やお魚でよく見かけるわね」
「あれは本當(dāng)にうまいよね。やばい!よだれが出そうだ」
「味付けも分かるのね」
「うん、醤油で煮込めば“紅焼”、塩ゆでだったら“白焼”だ」
「他にメニューでわかることって?」
「切りかただね。“丁”は賽の目切りだし、“絲”は細(xì)切りのこと」
「そう言えば、“纖”も細(xì)いって意味でしょ」
「難しいことをよく知ってるね」
「お母さんに教わったの。日本ではよくお味噌汁に大根の千切りを入れるわ」
「それで?」
「その味噌汁を“千六本”ていうんだけれど、語源は“纖蘿蔔”なんですって」
「そうか。発音が“シエンルオポ”だものね。よく似ている!」
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2016年4月11日