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今年は中日韓協(xié)力10周年にあたり、10日に北京で開かれた第2回中日韓首脳會議には大きな注目が集まった。會議で達(dá)成された多くの合意は、中日韓さらには東アジア枠組みの將來に対して、ネット世論に大膽な想像を膨らませるものとなった。環(huán)球網(wǎng)が同日行ったオンライン調(diào)査では、日本の対中協(xié)力政策の安定性や中日韓協(xié)力の順調(diào)性について懐疑的な聲も上がったが、3割以上のネット利用者が、今回の首脳會議での成果は東アジアの既存の枠組みに「巨大な変化」をもたらすと考えていることがわかった。（環(huán)球網(wǎng)、高友斌記者）

歴史問題と経済協(xié)力の錯綜する中日韓3カ國の首脳が改めて一堂に會し、地域協(xié)力と発展の展望に関する會議を開いたことは、中國のネット利用者に大きな反響を呼んだ。環(huán)球網(wǎng)のオンライン調(diào)査（同日午後11時時點(diǎn)）では、中日韓協(xié)力の展望に懐疑的な聲も上がったが、35.8％（1270票）の回答者が「中日韓首脳會議での10項(xiàng)目の協(xié)力合意で、東アジアの枠組みに巨大な変化は生じるか」との質(zhì)問に「はい」と回答した。つまり、會議の成果は東アジアの枠組みに「巨大な変化」をもたらすということだ。ネット利用者からは「みんな黃色い皮膚だ、団結(jié)すべきだ、爭うのは疲れ果てた」「アジアがEUのようにひとつになることを望む」「歐米が共に息切れしているという機(jī)會を前にして、數(shù)十年間解決しなかった歴史問題について、依然休む間もなく論爭を続けているのなら、アジアはいつまでも脇役にしかなれない」「日本が歴史を直視し、中國侵略の事実を反省し、中國と日本が東アジア共同體を構(gòu)築するのは良いことだ」などの聲が寄せられた。

「日本は対中協(xié)力推進(jìn)政策を長期継続できるか」との質(zhì)問には、18.2％（635票）が「できる」、44.7％（1561票）が「できない」、37.1％（1296票）が「わからない」と答えた。「日本の首相はころころ変わる。ほぼ年に1回だ。これは日本の政策の安定性にマイナスだ。また、日本が歴史を尊重するという前提の下でのみ、中日関係は発展し、遠(yuǎn)くまで進(jìn)むことができる」との聲が上がった。

「將來の中日韓協(xié)力に影響を與える最大の困難は」との質(zhì)問には、「領(lǐng)土?領(lǐng)海紛爭」（43.3％、1513票）が最高で、「歴史問題」（22.6％、790票）がこれに続いた。ネット利用者からは「現(xiàn)実の領(lǐng)土紛爭と過去の民族的憎悪が、相互信頼構(gòu)築の最大の障害だ」との聲が上がった。以下、「協(xié)力の主導(dǎo)権爭い」（11.0％、384票）、「日韓の政権交替」（10.2％、358票）、「軍事的警戒心」（8.7％、304票）、経済摩擦（2.5％、89票）、「文化の違い」（1.6％、55票）となった。

「人民網(wǎng)日本語版」2009年10月14日