第1に、リビア動(dòng)亂の早いうちからフランスは反対派組織「リビア全國委員會(huì)」を「リビア國民を代表する唯一の合法機(jī)関」として承認(rèn)した。今回の戦爭(zhēng)をリードして最後まで導(dǎo)かなければ、リビアにおける利益が大きく損なわれてしまう。
第2に、フランスは主要8カ國(G8)と20カ國?地域(G20)の今年の議長國として、國際問題で大きな成果を上げることを望んでいる。サルコジ政権はアデン灣のソマリア海賊問題をうまく処理し、ロシアとグルジアの衝突を調(diào)停した。フランスメディアは、今回サルコジ大統(tǒng)領(lǐng)が「リビア市民を救った」「護(hù)民大統(tǒng)領(lǐng)」となることができれば、フランスの國際的地位はさらに高まると指摘する。
第3に、フランス統(tǒng)一地方選の第1回投票の結(jié)果は、敗北した與黨國民運(yùn)動(dòng)連合に警鐘を鳴らすものだった。リビア戦局を自らに有利な方向へ導(dǎo)けば、國民の信頼を取り戻すことができる。これは來年の総選挙を考えると極めて重要だ。
現(xiàn)在、今回の軍事行動(dòng)の攻撃目標(biāo)、目的、正當(dāng)性に対して、アラブ連盟、アフリカ連合、NATO內(nèi)部など多くの國や國際組織から疑問や批判の聲が上がっている。ノルウェーなどは軍事行動(dòng)への參加を中止した。すでに市民に死傷者が出ていることについて、國連安全保障理事會(huì)は緊急會(huì)合を開き、「あらゆる必要な措置」を講じてリビア上空の飛行禁止區(qū)域での軍事行動(dòng)を制限することについて話し合う予定だ。
フランス世論は「大きな挙動(dòng)」は往々にして「高いリスク」を伴うと考えている。「拳」はすでに放たれた。結(jié)果がどうなるかはすでにフランスの手を離れている。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年3月23日